こんにちは。
2020年1月27日
10時から12時
16時から21時です。(受付終了は20時30分です
以下、駄文です。
耳の怪我だとして治療されてた猫ちゃんに
扁平上皮癌という悪性腫瘍が見つかったことがあります。
猫さんの皮膚、鼻っ面、お耳、口の中などで
急速に大きくなるような傷や治療しても治らないような傷は
こういう可能性を探るべきだと思います。
診断する方法は組織生検となります。
何かできものができた場合の診断方法の基本は「生検」です。
針を刺して細胞を見て行ったり、切除して組織を顕微鏡下で見て診断をつけなければいけません。
様子見ていうのは基本的には逃げの一手で医学的ではありません。
扁平上皮癌自体は猫さんの腫瘍の中でも比較的多いものになります。
これだ!という抗がん剤がないのでどちらかというと
局所の外科か放射線治療になります。
後者は静岡市ではなかなか現実的でない治療法です。(紹介はできますが)(大学時代はこれを専門にしてました)
前者も顔面にできることが多いことを考えると、厳しいことも多いです。
早めに治療に入ることができれば、外科も非常にしやすいですし
とにかくいつもと違うことが起きたら、早めに病院へ
を心がけていただけたら嬉しいです。