犬の病気病院の今日

熱中症

こんにちは。

テレビではミヤネ屋。

国会のニュースばっかですね。

獣医師の身としては、加計学園の問題は気になるところです。

それでは今日は 熱中症について少し書いてみます。

熱中症とは

要は熱によって引き起こされる体の不調の総称です。

次は定義です。

暑熱環境にさらされる、

あるいは運動になどによって、

体の中でたくさんの熱を作るような条件下にあって

発症し、体温を維持するための生理的な反応により

生じた失調から全身の臓器の機能不全にいたるまでの

連続的な病態 となります。

小難しいですね!笑

ヒトでは病態により3つ、もしくは4つに分類されますが、説明は割愛します。

原因

1.閉め切った室内に長時間エアコンなしで放置

2.夏場に日当たりのよい場所での飼育

3.暑い時期の過度な運動

などがよく挙げられます。

犬は体温を調節するためのエクリン腺がなく、

足裏に脂肪鉄分色素尿素などを含んだ粘稠度の高い分泌物を排泄するアポクリン腺しか存在しません。

よって人のように汗をかいて体温調節することが出来ず、

パンティングにより熱を放散します。

これらは管理する側が気をつければ防止できることです。

ちなみにペットショップチロルのトリミングルームでは

ドライヤーの熱で体温や室温をあげたりすることのないよう、細心の注意を払っています。

高体温を示す疾患

熱中症は高体温であることと、

動物が置かれていた状況や経験的に

症状から判断するため、

ほかの高体温となる疾患と誤診する場合があります。

高熱ときには神経症状を伴う疾患として、感染症、

てんかん重責、パグ脳炎、毒物摂取、脊髄障害、水頭症などがあげられます。

また、ある種の薬剤投与や、FUOとよばれる原因不明の発熱も存在します。

症状

犬での症状は高体温で呼吸がはやく、

口を開けてハアハアし、

重症になると粘膜の充血、意識レベルの低下、低血圧、ショック状態、神経症状を呈します。

体温が42度をこえると、

細胞レベルで酸素供給効率が低下し、

各臓器で一斉に変化がみられます。

いわゆる多臓器不全とよばれる病態で、

多種多様な症状を呈します。

明日は治療について書いてみようと思います。

静岡市清水区の動物病院、チロル動物病院は

10時から19時まで金曜以外はお昼休みを設けずに診察しております。

水曜のみ16時まで、日曜は休診日ですのでご注意ください。

よろしくお願い致します。

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