病院の今日

7月8日水曜日の診察時間です。セカンドオピニオンに関してもご相談ください。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。

こんばんは。大山です。

7月8日水曜日の診察時間です。

午前中は事務作業のため休診となります。

午後の診察は

16時 から 20時 までとなります。

よろしくお願いいたします。

 

今日は、先日飼い主様から質問を受けたので

それについて書かせていただこうと思います。

こちらは昨年掲載された報告のabstract部分のみを抜粋したものです。

犬の寿命に関して

どういうものがリスク因子として関わっているのかというのを調査した報告になります。

この報告をした筆者の結論的には

去勢手術や避妊手術をした子の方が寿命が長くなるということと

年一回のスケーリングによって死亡リスクを18.3%も減少させるということでした。

 

単純にこれを読むと

去勢手術や避妊手術をしたほうがいいやん!

スケーリングも毎年やったほうがいいやん!

って考えてしまいがちではあるんですが

論文や症例報告などの解釈は結構難しく

この報告も自体もそっくりそのまま受けて止めるのもどうかとも思います。

 

考え方によっては

去勢手術や避妊手術やスケーリングを希望される飼い主様は

もともと動物たちを普段からよく観察されていて

少しの異変に気づいただけで動物病院に頻繁にいらっしゃる方だったのかもしれませんし

普段から定期的な健康診断をされていた可能性もあります。

そういう家庭のわんちゃんの方が

病気の発見も早くなると思いますし

病気の予防や治療開始も早くスタートできると思います。

そうすると自然と寿命は延びると思いませんか?

 

ですので、この報告をそっくりそのまま受け止めるのはどうかと思いますが

年に一回麻酔をかけてスケーリングをすることで寿命が延びる可能性があるということは

逆に言えば、全身麻酔をそれだけの頻度でかけても

明らかな体への負担にはならない可能性もあることかもしれません。

 

もちろん、麻酔薬の種類や方法、麻酔時間などにもよるとは思いますが

少なくとも

きちんとした方法で全身麻酔を実施さえすれば

命に関わるような合併症を引き起こす可能性はかなり低いのではないかと思います。

 

全身麻酔に対して不安を抱えていらっしゃるオーナー様は多いかと思いますので

今回の報告は

そういう方にとっては安心材料の一つになるようなものかもしれません。

では。

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