病院の今日

7月26日日曜日の診察時間です。セカンドオピニオンに関してもご気軽に相談ください。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。

こんばんは。大山です。

7月26日 日曜日の診察時間です。

9時30分 から 12時 まで

14時 から 18時 までとなります。

日曜日は獣医師 1名、受付 1名の対応となりますので混雑が予想されます。

お時間に余裕を持っての来院をお願いいたします。

 

病院のインスタグラムの方にも書きましたが

現在、WJVFという学会の開催期間中になります。

明日までが開催期間となりますが、見逃し配信期間が設定されておりますので

隙間時間で勉強しようと思います。

 

その中に、小動物がんセンターの小林先生の講演がありました。

テーマは『猫ちゃんの乳腺がん』です。

 

猫ちゃんの乳腺のできものは

わんちゃんと比較すると、かなり悪いことが多いです。

確率で言うと、ねこちゃんの乳腺にできた8割以上は悪性の乳腺ガンであるとされています。

なので、早期発見と積極的な治療が推奨されています。

というよりも、そうしないと手遅れになってしまうことが多い病気です。

 

当院もキャットリボン提携動物病院に先日登録されました。

一応、静岡市では唯一の動物病院になります(2020.5月時点)。

なので、乳がんで苦しむ猫ちゃんを減らしたいという想いで少し書かせていただきます。

 

ネコちゃんの乳腺にできものが見つかった場合

それが例え1cmぐらいの小さなものであっても

基本的に勝手に小さくなって消失するということはありません。

その時点で、できれば手術をお勧めします。

しかも、そこだけの局所的な手術ではなく

現在は、片側の乳腺全て(第一〜第四乳腺まで全部)と所属リンパ節(脇の下と股のリンパ節)を

全部切除してしまうことが推奨されております。

 

できもの自体がめちゃくちゃ小さいのに、それはやり過ぎやろ!と思われると思うのですが

それぐらい積極的に治療をしないと完治することが難しい病気ということなんです。

 

できものの大きさも2〜3cm以上になってしまうと

2cm以下の症例に比べると予後が良くないとされております。

さらにそれ以上の大きさになると

肺に転移してしまっている症例も多く

徐々にレントゲンで肺に変化が見られた後、胸水が貯まり

その後に呼吸困難へとつながる子が多いです。

 

そうなってしまうとかなり苦しむことになってしまうため

できるだけ早い時期に、できるだけ小さい時期に

積極的な外科手術をやることが一番の治療方法とされています。

 

また、乳腺ガンを予防する方法として

若齢時の避妊手術が挙げられます。

一般的に1歳までに避妊手術をすることによって

乳腺腫瘍の発生率を80%以上下げることができるとされています。

ただ、それ以上の年齢になってしまうと

予防効果はかなり落ちてしまいますので

避妊手術をされるのであれば、1歳までにすることをお勧めいたします(あくまでも乳腺腫瘍の予防として)

 

 

とは言っても、積極的な治療に抵抗があるご家庭も多いと思いますし

僕自身もやらなくていい治療はしたくないと考える人間ですので

もし、何かご質問や相談したいことなどあればご気軽に相談ください。

 

最後に、上記のキャットリボン運動のホームページを記載しておきます。

よろしければ一度ご覧になってみてください↓

https://catribbon.jp/

よろしくお願いいたします。

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