6月23日(火)の診察時間です。みなとまちアニマルクリニックです。

こんにちは。

6月23日(火)

〜12時

16時から20時 です。

以下、駄文です。

少しアンタッチャブルな部分に触れます。

 

例えば、尿に血が混じるという主訴でワンちゃんがきたとしましょう。

このわんちゃんはそれ以外に問題なく基本は元気食欲ありです。

 

ここで問題。

1と2どちらが「いい獣医」でしょう?

 

⒈「とりあえず」抗生剤、止血剤、抗炎症剤を皮下点滴。

次の日には良くなりました。めでたしめでたし。

 

⒉ 身体検査をして、先ずは尿検査をしましょう。

次の日の早朝尿を持ってきてください。

尿検査前に皮下点滴をすると正確な検査結果が出なくなる可能性がありますので、今日は食欲もありますし無治療です。

尿の中に細菌や白血球、赤血球なんかが落ちていました。

結石や尿糖などは出ていません。少し尿が酸性に傾いているので、食べているご飯を教えてください。

また、尿タンパククレアチニン比は高くなっています。

多分こういうばい菌とかのせいでしょうが、尿にタンパク質が出てくるのはおかしい場合もあります。

念のため、腎臓なども精査するために

血液検査と腹部エコーを見た方が安心ですが、どうしましょうか?

脱水はしていないので皮下点滴はせず、抗生剤だけでいきましょう。

。。。。。

というように丁寧にやってきます。

 

1は一発で治りました。

飼い主さんも1回の来院ですみますし、検査してないので費用も安いです。

ただし、抗生剤が必要なかった場合には、抗生剤が耐性菌を作り、公衆衛生上問題になることもあります。

仮に膀胱内に腫瘍があったら抗炎症剤が効いたことで、症状を隠して、気付かずに進行することになります。

今回は治ったので結果オーライな感じです。

 

2は治るまでに少し時間がかかりましたし、お代も乗っかってしまっています。

しかも飼い主さんに何回か病院までご足労いただいてます。

その代わり、しっかりとした診断がつき、余計なお薬は使わずにすみました。

他におかしな異常がないことも暫定的にわかりました。

 

僕(望月)はこの答えがわかりません。

多分答えなんてないんだと思います。

 

1の獣医さんの方が、いい意味でも悪い意味でも評価されがちです。

仮にそのあと、徐々に悪くなって行っても、取り繕うことができます。

 

ただ言えるのは、2を否定してしまったら医学とはなんなんでしょうか。

様々なことをヘッジして、最適解を見つけることも重要なのは承知ですが、

できるならば2のような医者がいいんじゃないかなと思いますし

この病院もそういう風にしていきたいです。

とにかく「丁寧に」やっていきたいです。

 

ここ最近、はじめて当院を受診される方が多くなってきたので書きました。

当院に希望を持ってこられる方が多く、本当に嬉しいですが

本当に感謝しているからこそ、じっくり丁寧にやらせていただければと思います。

できる事は一緒にご相談しながら、しっかりやらせていただきますし

出来ないことは出来ないと申し上げます。

ご紹介などアフターフォローもできる範囲でさせていただきます。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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