こんにちは。
6月15日(月)
9時30分から12時
16時から20時です。
以下、駄文です。
以前、何かの本で読んだ内容のシェアです。
長野県のお菓子屋さんのお話です。
お菓子屋さんの営む地域で殺人事件が起きたそうです。
するとお菓子屋さんのオーナーさんは事件が起きたのは自分のせいだ
と嘆いたそうです。
なんでかというとお菓子屋さんの経営理念は
「ケーキを通して夢を届けること」だったからです。
オーナーさんは自分たちのケーキで夢が届いていなかったから
事件が起きたという風に解釈しました。
そこで「夢ケーキ」という取り組みを始めたそうです。
1年に1度子供がデザインしたケーキを作ってプレゼントするという取り組みだそうです。
これが何をもたらしたか。
1:地域の方達にもちろん喜ばれたこと
2:従業員がケーキを渡す時の家族の顔を見てよりやる気になり、そのお店で働いていてよかったと思うようになったこと
3:この試みが共感を呼んで、ケーキが売れる一方になったこと
こういうことこそ先義後利というものです。
ここですげーなと思うのは
オーナーさんが「他人事」を「自分ごと」にしたこと
つまりは本業を拡大解釈したこと。
これは経営理念に本気で向き合わないとできないことです。
僕も1経営者としてできるだけ、真似てみようと思っています。
例えば、先週は内視鏡を入れました。
400万弱の買い物ですが、すでに4頭の子に使用しました。
2頭の子は現在、診断がついて、治療を始める段階まできています。
設備投資は利益先行で行うものだと思います。
しかしながら、1頭でも助かればいいと思い入れました。
こんな時期ですが
payできない時のリスクと当院を信頼してかかってくれた子の命を
天秤にかけると、内視鏡を入れないという判断はありませんでした。
幸い、僕は実家住まいですので、給料がなくても住まいを失うことはありません。
お金が貯まってからでいいじゃん という同業者からの声が聞こえてきそうですが
それは「今」かかっていただいてる方に対して不誠実です。
こんな実利もあります。
大山も僕も内視鏡を使いましたが、使うからこそ上手くなりますし
診断技術も向上します。
やはり入れてよかったと思えます。
細かいものも更新していかなければなりませんが
次の目標はCT設備です。
よろしくお願いします。