病院の今日

12月13日日曜日の診察時間です。年末年始も休まず診察いたします。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。

こんばんは。大山です。

12月13日 日曜日の診察時間です。

午前中は 9時30分 から 12時 まで

午後は 14時 から 18時 までとなります。

よろしくお願いいたします。

 

生物というものは

生まれた瞬間からゆっくりと死というものに向かっていきます。

誰もそれに抗えないのはわかっていますし

そんなことは重々承知しているわけではありますが

ただ、病気によってその時期が早まることに対して僕らは必死に抗っています。

病気で亡くなるのではなくて

その子の寿命まで、老衰で亡くなるまでサポートできれば理想なんだとは思いますが

じゃあ、老衰で亡くなるまでの期間を寿命とした時に

寿命ってなんなの?って聞かれると僕には答えらえれません。

 

加齢性による臓器不全が寿命なんだとしたら

チワワさんやマルチーズさんが僧帽弁閉鎖不全症になるのとか

猫さんが慢性腎臓病になるのとかも当てはまるんでしょうか?

これらの病気は、早期の治療介入によって生存期間は大幅に延長します。

治療によって伸びるならそれは寿命じゃないんじゃないかなと思うわけです。

じゃあ、結局寿命ってなんなの?とまた同じ問いに戻ってしまいます。

 

15年20年前と比較すると、わんちゃん・ねこちゃんの平均寿命はかなり伸びているように思います。

原因は、食事の変化・動物医療の発展など色々とあるとは思いますが

最近は20歳近くになるわんちゃんやねこちゃんを診察する機会が増えているように思います。

そうすると、老衰で亡くなるのが寿命なのに、それが医療の進歩によって伸びるの?って話になり

結局寿命ってなんなの?ってまたなります。

 

ですので、やはり答えはわからないのですが

僕的には、現代の医療でできる限りのことをやっても助けられない命なのであれば

それは寿命と言ってもいいのかなとは考えています。(あくまで個人的見解です)

 

ただ、その時に、提供する医療というものは

その子にとって最大限、提供出来うる限りの医療だと思っています。

もちろん、飼育されているご家族、動物たちへの考え方、費用や設備面での限界など

色々と状況は違うとは思うので、具体的な内容自体は同じとは限りませんが

精一杯その時できる限りのことをしても助けられない時は、そう考えてもいいのかなと思います。

(何度も言いますが個人的な意見です。色々と考え方はあると思います。)

 

上記のような考え方に則ると

本当に最大限のことができた時には良いかもしれませんが

もっとこうしてあげれば良かったかなぁ、とか考えている内は寿命とか言えないのかなとも思います。

というより、医療提供者である僕ら側がそれを言うと

言い訳みたいにしか聞こえなくなってきて、僕はやっぱり言いたくないなと思います。

 

代診の時の院長から

たとえ答えがなかったとしても答えが出るまで考え尽くせ、的なことを言われ続けましたが

やはり今でも動物が亡くなると

もっとこうしておけばよかったのかな?とかできることはなかったのかな?とかずっと考えてしまいます。

こういう姿勢が医療を前に進めるんじゃないかなと思いますし

何より、考え続けていかないと病院として良い方向に進まない気がするので

僕はずっと考え続ける獣医師でありたいなと思っています。

 

そうすると、やはり僕自身が寿命とか口にしてしまうと

それは医療の敗北を意味するように思うので

僕の口からは言わないと思います。

 

結局、今日は何が言いたいのか全然わからないと思いますが

やはり動物たちが亡くなるのはすごく辛いことだなと改めて感じたので

なんとなく個人的な意見を書かせていただきました。

長々と失礼いたしました。

それでは!

12月13日日曜日の診察時間です。年末年始も休まず診察いたします。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。” への2件のフィードバック

  1. 大山先生、院長先生、クリニックのスタッフの皆様こんにちは。
    お世話になりました。ラスクの飼い主の岡本です。
    いつもブログやインスタを楽しく拝見しています。

    私は大山先生にラスクを診ていただいた時、はじめてお医者様にお会いできたと思いました。夜遅くにお電話いただいた時も、涙が出るほどうれしかったですし、最後まで本当に懸命に命を救おうとしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。
    看護師さんも受付の方も非常に心をこめてプロの対応をしてくださるので、本当に素晴らしいクリニックだと思います。

    動物を救うことに、常に高い志を持って挑んでおられる姿勢がすごいと思いますし、その先生達がいつも自問自答しておられるのも目頭が熱くなります。
    高度な医療の提供と、飼い主への丁寧な説明や心の対応みたいなのは、かけ離れていく場合もあるのではないかと思いますが、みなとまちアニマルクリニックさんはどちらも素晴らしくて、信頼を寄せて遠くからも沢山の患者さんが来てらっしゃるのが納得できます。

    年中無休での診療や、夜遅くまで診ていただけること、飼い主からは感謝の気持ちしかありませんが、先生方やスタッフの皆さまの健康あってのクリニックなので、どうかご自愛いただきたいと思います。
    来年は法人化され、ますますお忙しくなられると思いますが、よいお年をお迎えいただきますよう、お祈りしております。
    ありがとうございました。

  2. いつもお世話になっております。

    犬や猫たちは人間の様に自死という選択肢はありません。
    過酷なお外で生きている子たちは医療にもかけて貰えないことが殆どですが、それも寿命。

    どんなにたくさんのあらゆる検査をして頂いても何の問題も無く、対症療法しかできず亡くなった、寿命というには早すぎる1才猫もいました。

    医療は日進月歩だと感じております。特に医療知識のない私の様な患者側からしますと、先生たちの思いは既に医療なんです。
    今回お世話になったライムの、あの高熱や皮膚の裂け方を見るたびに、「こんな状態になるならもう頑張らなくていい、猫神様のお迎えが来てくれた方が幸せかも」と思ってました。

    医療は設備・薬剤・経験・知識などだと認識していますが、そこに患者への愛も含まれていることは大きいと感じます……だから私は先生方に託したいと思っています。

    痛い思い・苦しい思いをさせたくない、けど生きていて欲しい
    その願いも続かなくなったときには、ずるい様ですが私は先生方に引導を渡してほしいと思います。
    それも医療、そしてその子の寿命だと考えています。

    長文、失礼しました

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